走る心
〜競技者として伸びるための条件〜
1 日常での心構え
(3) 話を聞く時
○目を見て聴ける
「目を見て話が聴ける 返事ができる。」ことが大切です。 同じ話を聞いても、下を向いて聞くのと、顔をあげ目を見て聞くのでは吸収量が全然違います。
・陰日なたのある行動をしている人は目にあらわれます×
・落ち着きがない人は、目が一点に集中できません×
・自分の取り組みに自信のない人は、人の目を見ることはできません×
目を見れるということは対人関係に信頼関係をる上でとても大切です。 特に社会人になってからが 大事なことなのです。
・視点が定まらない人は、初対面 (面接や会議) の時に誤解を受けてしまいます×
・自信がなさそうな人に、大事な仕事は頼めません×
「聴く」
話を聞く時、「聴く」は心で聞く。
「観る」
物事を見る時、 「観る」は観察しながら見る。
その様な感覚で聴いたり観たりすることで、多くのことを吸収するのです。
○良い話は何度聞いてもよい
〜再発見・再確認〜
「その話、前に聞いた。また同じ話かよ。」 と顔に出ている生徒がいます。
このような感覚をもっている人は、自分で成長を止めています。
よい話・ためになる話は、聴けば聴くほど再発見、再確認でき、自分の糧になる。
○色々な話を参考にできる
〜スポーツの心構えはみな一緒〜
陸上以外の話でも、自分を高めるために参考になる話がたくさんあります。
逆に陸上関係以外の話の方がにそれが競技に役立つことが多いものです。
○メモを取る習慣
「メモ魔になれ!」(銚子市-草野元良先生)
私も数年前から、ためになる話はメモを取るようになりました。 話を聞いたり、テレビを見たり、書物を読んだ時「はっ」 と思ったことは手帳などに書きとめるにようにします。 その場でどんなに感動しても、年月が経つと忘れていってしまいます。 生徒のみなさんは, 日記に書いておくことで、メモの積み重ねが素晴らしい財産になります。
よい話は、読み直した時に感心させられる