KIZUNAかけっこ講座〜うでの振り方〜

2022年12月15日

〜うでの振り方【初級】〜


走っている人を見ると、様々なうでの振り方をしている人がいます。
うでを横に振ってしまう人・ひじ下が伸びてしまう人・肩がブレてしまう人。
様々な走り方をされている方がいます。
では、どのような振り方が正解なのでしょうか・・・

結論で言うと正解はありません。

200mの日本記録保持者の末續慎吾選手は【ナンバ走り】という走り方で、うでのタイミングが他の選手と違います。また100mの世界記録保持者のウサインボルト選手は肩の動きと逆方向に肘が出る動きで走ります。

このように、走る際にうで振りは自分が走りやすい振り方がとても大切です。
その人の骨格やタイプによってもうでの振り方が変わっていくのです。

とはいえ、うでの振り方を自由にして、速くなることを自然に待つわけにもいかないので

今回はKIZUNA TOKYOで行っているうで振りにつながる動き作りを何点かご紹介します!


○上半身と下半身の連動を意識した腕振りの動き作り
※ジャンプとうでのタイミングを合わせることがとても大切なので、その為の動き作りです。

◆引きジャンプ

【説明】
1:後むきにジャンプを5mほどしていきます。
2:姿勢を真っ直ぐジャンプをすることを心がけてください!
3:両ひじを同時に引く時にジャンプをします。
※ひじが胴体を通過する瞬間にジャンプをしましょう。
4:引いた際にジャンプをしたら、地面に着く前に腕を前に戻します。
5:5mほど進んだら振り返ってひじを引くイメージで走りましょう!
慣れるまでタイミングが難しいと思います!

◆逆回転けんけん

【説明】(左足でのけんけんの場合)
1:右うでを前回し、左うでを後ろ回し、左右逆に回していきます。
※けんけんが難しい場合は最初は歩きながら実施してみて下さい!
2:両うでが下(ももあたり)で交差する瞬間にジャンプします。
3:ジャンプした後は空中でバンザイをするように両手を上げます。

○うで振りの為の補強トレーニング

◆体幹うで振り

【説明】
1:横になり片うでと足だけで体を支えます。
2:姿勢を真っ直ぐに意識をして上のうで(ひじ)を引くように振っていきます。
3:体幹で支えながらうで振りをします。
4:回数の目安は小学生50回、中学生100回です。

他にも様々なうで振りに繋がる動き作りや補強トレーニングがありますが、うでを振ることよりも上手く体を使うこと(使いやすい動かし方を発見し身につけること)を大切にトレーニングをしていくことが、かけっこや陸上競技を向上させていくことに繋がっていくことと思います。
下手に形を決めて、ロボットのような動きにはならないでほしいと心から思います!


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